掛け捨ての生命保険には加入しているのですが、改めて終身保険に加入しようと思い、この度加入しました。
終身保険は必要か?というのは各個人、各家庭によって違うので、個々で検討するしかないと思っています。
今回私の場合は必要と判断して今更ですが、かんぽ生命の、
「60歳払込済定額型終身保険(低解約返戻金型)」
に加入することにしました。
何故ここに加入を決めたのか、理由を上げますので、今後の終身保険加入の際、参考になると幸いです。
終身保険とは
残された家族のための保険
補償は生涯続きます、残された家族のためになる保険です。
医療保険をつける特約もありますが、シンプルに医療保険無しのタイプもあります。
定額型にすると保証は一生涯変わりません。老後は補償額が減りますが、保険料は安いプランもあります。
いろいろ調べてみると、自分が望むようなプランを選ぶことができます。
資料は読み込む、わからない点は聞く、早急に決めない、など注意をすれば、自分で保険を選ぶことはできます。
何故かんぽ生命の終身保険を選んだのか
実際にかんぽ生命の終身保険が役に立った経験
10年近く介護をしてきた父が今年亡くなりました。
この時に父が加入していたのがかんぽ生命の終身保険でした。
実際に保険請求をしてみて、請求の手続きがわかりやすく素早く終わったのは大きかったです。
終身保険なので、自分で請求手続きをすることはできずに、家族が請求手続きすることになります。
その時に資料を集めるのが面倒だったり手続きに時間がかかるのは、避けたいところです。
唯一面倒に思ったのは、直接郵便局まで行かなくてはいけない点です。
しかし逆に考えれば、わからない点はその場で聞けますし、話は早いです。
とにかくわかりやすくシンプルな保険であり、、簡単な保険請求手続きを実感して、メリットがあると感じました。
もう一本生命保険に入っていて、そちらの手続きは記入する用紙や集める書類も多くて時間がかかりました。ただ、全部郵送で手続きできたのは利点でした。
事故などの時は手厚い保障
不慮の事故や所定の感染症の場合は、保険金が倍額出ます。
100万円の保険金でしたら、200万円となります。
所定の感染症の中にはコロナも含まれます。
これまでは不慮の事故や感染症はあまりピンときていませんでしたが、年を取ってきたせいか身の回りで実感することが増えてきたのを感じます。
そのため、この倍額保障はあったら望ましいと感じるようになり、かんぽ生命に決めた点があります。
地元の郵便局での手続き
これはメリットもデメリットもあるのですが、契約するには郵便局に行く必要があります。
郵便局の方が家にきてくれて手続きも出来そうでしたが、いろいろな不祥事以降、あまり好ましく思われていないのではないでしょうか。
実際にかんぽ生命のホームページには、
”現在当社では、満70歳以上のお客さまをご契約者とし、ご契約者とは別の方を被保険者とする終身保険のお引き受けを停止しております。”
の文言があり、何かしらの闇を感じてしまいました、、、。
自分が自分を被保険者とする場合は、自分で決めるので問題はなしですね。
わざわざ郵便局に出向くのも、郵便局に顔見知りを作るくらいの気持ちで、行ってきました。
払込済み年齢について
基本保険料を払い込するのを、加入年齢に応じて選べることができるのもいい点です。
終身払いで保険料を払い続けると保険料は安くなりますが、今後どうなるかわからないので、私は60歳で払込済となるプランを選びました。
60歳以降は保険料を払いたくないので、このような形にしましたが、別にかけている医療保険は毎月払いで終身払い続けていく予定です。
それもあり、今回は医療特約をつけずにシンプルな保険にしています。
私が加入したのは、下記の内容の保険です。
保険金額200万円、全期前納の保険料は1,918,529円です。
外貨建て一時払い終身保険にしなかった理由
外貨建て一時払い終身保険にしようか、という考えも頭に浮かびました。
ふやして残して安心、というのが売りなのはわかりますが、為替レートはどちらに動くかわかりません。
増えていればおそらく解約したくなり、終身保険という点からは無駄になりますし、万が一の時の最終金額は読めません。
それと、外貨建ての商品は、始めるのは始めやすいのですが、終わりの時点での手続きが厄介なのが多いと思います。
為替レートが関係してくると、税金のこと、実際の手続きのこと、面倒な場面があるので、とにかくシンプルなわかりやすい保険がいいと思い、選びませんでした。
まとめ
ネットからすぐに入れる保険は、手続きも早いのですが、その分早急に決めすぎて後悔しそうでもあったので、ネットですぐに申し込みはしないようにしました。
かんぽ生命の終身保険は、資料請求、資料到着、最寄りの郵便局からの見積書提示、再度見積もり、保障設計書作成、申し込み、と割と時間がかかります。
ゆっくり考えて決めたい方にも、途中で立ち止まる時間はあるので、時間がかかるのもいいのかな、と感じます。
終身保険に入ったあとは、全く放置で解約は考えていません。
この保険が効力を発する時は、家族に任して待つのみです。
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