両親がいなくなった家の維持には、気を遣います。
このままでおいておくのか、それとも誰か住むのか、など悩みましたので、その際に実行した点を書きます。
- 実家の最終的な活用方法を考える
- 水道や電気や止めるのか、それとも続けるのか
- 火災対策
この3点です。
すぐには決めれないのですが、時間をかけているとずるずると数年たちそうなので、対処していくことにしました。
10か月以内に決める必要がある
どうしてもというわけではありませんが、相続税が発生するのなら納めるまでが10か月以内です。
この間にみんなで話し合い、どうするのかを決める必要があります。
全部自分達で手続きが出来るのならいいのですが、不明な点も多いので、税理士の方や、不動産関係だと司法書士の方、必要があれば弁護士にも相談する事態になります。
相続については税理士の方にまず相談したいところです。
不動産も貯金もそれほどではないので、相続税はかからないのではないかと思っていますが、実際のところはわかりません。
実家の家をどうするか?
子供の誰かが住む?
私達子供の誰かが住んでもいいのですが、2階に4部屋、1階に3部屋+リビングとキッチンのある家、核家族の私達にはとても大きすぎます。
家も築40年近くで、ほぼ手を入れていない家で、雨漏りや白アリなども心配です。
壁については、母がまだ生きていたころに、飛び込みの営業マンの話につられて150万以上かけて塗り替えをしていたことがあります。
しかしこれは詐欺だったのでは?と当時から思っていました。
それはさておき、住むためには相当手をいれないと住めない家です。
結論としては、私達子供は誰も実家に住む気はないことになりました。
売却する?
家の誰も住まないなら、人に貸すか売却です。
このままでは借り手はつかないので、貸すならリフォーム必須ですが、これもお金が相当かかります。リフォーム代を誰が出すかもありますので、人に貸すのは無理そうです。
それなら売却ですが、売却するのは時間がかかりそうです。
しかし、このまま空き家でおいておくのは不安なので、売れるなら売却しようと決めました。
売却するためにも、まず父から子供の誰かに名義変更をして、それから売却です。
相続関係の話もありますし、すぐには売却はできませんから、当面実家を維持するしかなくその間は私達で管理して、片付けしながら維持することとなりました。
当面の電気や水道はそのまま維持する?
実家の維持で考えるのは、
電気、ガス、水道はそのまま使える状態にしておくべきか?という問題です。
父の銀行口座がストップしてから、引き落としが出来ない光熱費について、振込用紙を届き始めました。
これから実家の片づけをする際に、電気や水道が止まっていては困ります。
また父の友人がお線香をあげたい、と訪問してくる方もいます。
電気、ガス、水道が止まっては困るので、一旦私達子供の口座に、料金の引き落としの名義変更が必要です。
自分達の家と実家と2軒分の払いとなるのは、正直痛いです。
NHKは解約しました。
新聞も解約です。
郵便については当面維持しておきます。
空き家の火事が心配
火災保険はそのままにしておく
空き家が火災になっては困るので、火災保険はかけたままにしておきます。
ただ、保険の名義変更はします。
次回の更新までには実家をどうするかは決めたいと思っています。
アルソックの見守りサービスも維持
父の見守りのためのアルソックの見守りサービス、これは月に数千円かかっていました。
火災や空き巣が入った際に、見守りサービスが発動するはずなので、お金はもったいないですが、これも当面は維持します。
週に1,2回は、誰かしらが様子を見に行っているので、あまり必要ないかもしれませんが、安心はできます。
ご近所への挨拶
父は老人施設から病院に移動してから亡くなりましたので、実家で亡くなったわけではありません。
老人施設に移った時点で近所に挨拶にそこまで行っていませんでしたが、もう誰も住まない家になった時点で、隣近所にとりあえずの挨拶には行きました。
町内会への届けを出すのと、暫く家が無人になるので、そのことを隣近所にお伝えしておきます。
町内会に届けを出したので、回覧板等が止まりました。
ご近所からは、この家はどうするのか?とか聞かれましたが、まだ答えは出ていません。
隣に空き家があるのは、ご近所も心配になるでしょうから、早くなんとかしなくてはいけません。
まとめ
- 電気や水道、ガスは維持
- 家の火災保険は維持
- 新聞、NHKは解約
- 家は売却の予定
実家仕舞いに向けて、やれることはやっていっています。
マイナンバー制度がこのような時に力を発揮するのでは?と思いたいのですが、そのようなことはないようです。
これは実家仕舞いに向けての第一歩です。
実家は以前の通り、無人になっただけで、ほぼ現状維持の状態です。
先は長そうです。
コメント