これから実家仕舞いする人に向けて必要な、3つの心構え

実家仕舞い人生を楽しむ
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実家仕舞いをすることになりました。

実家の荷物を全て出して、実家は売却する予定です。実家に住むことも考えましたが、生活圏とは違うし、家に染み付いたタバコのにおいは取り切れないので、恐らく更地にして売却することになるでしょう。

片付けはほぼ終了段階で、実際に取り組んで重要に感じたことが3点あります。

  • 残す想い出の品は厳選する
  • 荷物の処分を頼む際、相見積もりは必ずする
  • 完了時期を決めておく

今後の参考になると嬉しいです。

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思い出はほんのわずかにとどめる

処分した思い出のものたち

出てきますね、子供の頃のあれこれ。

子供の頃からはっきり覚えていた水筒やらお弁当箱やら、そして見てあらためて思い出すコップやら、親はいろいろとってありました。

食事関係の品たちは、心にくっきり残っていたりもして、見たら一瞬子供の頃に戻れました。でもまず保管しておけないのが、これらの使い古した食器関係です。

今後使うことはないし、そもそも古くなっているのに、自分の家でも引き出しにしまいこんでおくだけになるので、ためらないながら捨てました。

写真に残しておくのはいいかもしれません。

写真関係

写真は厄介です。見始めるときりがありません。

そして、親たちの子供の頃の写真から自分の子供の頃の写真など、あわせて段ボール箱5箱分もありました。昔は写真屋にフィルムをもっていって、その現像したものとネガも一緒に取ってあるので(ネガは焼き増ししたくなった時用)、大量に出てきます。

現像した写真を収めるミニアルバムみたいなのにも、その都度入れていましたから、写真だけでもないのです。

一部データにまとめる業者にお願いした分もありますが、大量に今でも実家においてあります。

データにする作業は、節目写真館 にお願いしました。量が多すぎなので、全部は無理です。

自分でグーグルのフォトスキャンでデータにしたりもしましたが、画像的にはいまいちですし、手間はかかります。

写真はより分けて持って帰るなりを最後にするつもりで、ぽつんと実家においてあります。

これは絶対になんとかする予定です。

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処分の際の相見積もりは必ずとる

自分で処分できるものはするようにする

不用品を処分する際は、一社だけではなく、相見積もりを必ず取りましょう。

でもその前に、自分達でおおまかに一度全体を見るのをおすすめします。

実家の惨状をみても、諦めないで、と言いたい。

ゴミ屋敷のような実家の2階は絶望的な荷物の量でした。

業者に丸投げしたら、200万、と言われたほどの家です。

手を付けやすい箇所からとりかかり、不用品の業者に確実にゴミと思われる分だけ残すことを心がけました。

大量にある昔の書類、引っ越ししたときの書類、旅のパンフレット、期限終了している自動車保険の保険証など、このような書類はざっと目を通しました。

たまに、100円玉が出てきたり、千円札が挟まっていたりするので、チェックしようと思ったからです。不用品業者にお願いすると、中身見ずに全部捨ててもらって終了でしょうから、やはり一度は見ておきたいものです。

想い出の品

ひな人形やお人形たちはどうするか

ひな人形や、ガラスケースに入ったお人形も一番最後まで扱いに困りました。

不用品業者にきくと、別に人形供養をしてくれる業者を紹介してくれて、ざっと3万円程度かかるようでした。

時間がなければ、ゴミとしてそのまま処分もできましたが、ためらいもありました。

他には、人形供養をしてくれるお寺をネットで見つけて、連絡して郵送して供養代を振り込むスタイルもあります。うちはこれを採用する予定で、最後に一気にお願いする予定です。

自治体の粗大ごみで出せるものは出しておく

粗大ごみで1点800円とかで出せるものは、極力粗大ごみで出しました。

扇風機、物干し台、スーツケース、パン焼き機などの家電製品、椅子やたな、数回にわけていろいろ出して、総額3万円くらいはかかったと思います。

塵も積もれば山となる、結構いろいろ粗大ごみで処分してもらいました。

不用品業者にお願いすれば、一括して処分してもらえるのでしょうが、かかる費用が心配で自分達で出来ることはやりました。

他にも衣類は、衣類回収の日に自治体のセンターにもっていく、不燃ごみの日に出せるものは出す、少しでも実家の中から処分していきました。

本は処分以外どうしようもない

本の処分も悩みました。文庫本の軽いのは家に持ち買ったりしましたが、全集などの重い厚めの本は運ぶのも大変です。

古本屋さんに引き取ってもらいたいような漱石全集などもありましたが、重くてかさばるわりにはお値段は出ないし、時間もなくなってきて、不用品業者にお願いすることにしました。

本の買い取り業者に送る手もありますが、送ったりする手間を考えると金額的には期待できなく、残念ながら処分しました。

今では売っていない本とかありましたし、もったいないですが、どうしようもなかったです。

見積り額はけっこう違う

見積りを3社でとりました。

約束の日に実家に行き、家の中を見てもらい見積り額を出してもらう、これかなり面倒くさいです。

1社とってもらった段階でもう面倒くさくて、ここに決めてしまおうかな、、、と思いかけましたが、業者からも相見積もりは絶対とったほうがいいです、とお言葉があり、他社でも見積りとりました。

実際そんなに見積り額違わないのでしょう、と思っていましたが、10万単位で見積り金額が違いました。これは相見積もりは必ず取らなくては、と身をもって知りました。

必ず数社かの見積りはとりましょう。

着物や貴金属があったので、とりあえず、バイセル に頼みました。

木箱に入った花瓶や茶わんも引き取ってもらえました。しかし大半は引き取りすらしてもらえないのが現状なので、ゴミで処分することになりました。

買い取り業者とは別に、不用品業者にお願いするという手順です。

他社の見積り金額をいうと、少し値引きしてくれたりもしたので、数社の見積りをとりましょう。

うちの実家の場合、最初に何の整理もせずに業者に依頼したとしたら200万だったといわれましたが、でも先に目を通して粗大ごみを出しておいたりしたこともあり、15万から30万の間での見積りが出ました。

200万なんてとても払えませんから、実際はもう少し安くはなると思いますが、あらかじめ処分したりするのは、大事です。

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終わらせる時間をきっぱりと区切ろう

終わらせる時間を最初に決めないと、だらだら続きます。

これは相当苦痛になります。

週末に、電車で1時間以上かかる実家に行き、片付けをしてから家に帰るを1年近く繰り返しました。

もういいから、全部処分したい、放り出したい、と何度も思ったものです。

平日仕事して、週末の休みの貴重な時間をかけての片づけはストレスになります。

最初から自分達で片付けなんてしないで、不用品業者にお願いしていたらもっと早くけりがついたのに、と何度も後悔しましたが、親たちの手紙や祖父たちの想い出のものがでてきたりすると、全部不用品業者にお願いしなくてよかったと思いました。

その人の価値観にもよりますが、すぐに終わらせたい人、ゆっくり時間をかけて取り組みたい人、いろいろでしょうが、完了時期を決めたほうがよいと思います。

自分達の生活もあるのですから、区切りを切ってとりかかって、あまり長引かせないほうがよいように思いました。

過去に引き戻らせたり、悲しくなったりもしますから、私にはつらい時間でもありました。

だらだら長引かせず、きっぱり終了と決めた時期に、終わらせて次のことに向かったほうがよいと感じています。

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