修学旅行は必要なのか不要なのか?がニュースで取り上げられていました。
この議題は意見が様々になるかと思いますが、今の修学旅行は昭和や平成の修学旅行とは結構違ってきています。実際にはどんな様子で行われているのか、実例をご紹介します。
これがデフォルトではなく、あくまでも一例ですので、こんな風な修学旅行もあるのね、最近の修学旅行は変わってきているのね、と気軽にお読みください。
修学旅行の費用
積立ててほしいが、、、
学校で修学旅行の積み立てをしてくれる学校が羨ましいです。
子供の学校は旅行の数か月前に、費用はこれくらいなのでご準備ください、とお知らせが入り、金額が確定したら振り込むスタイルです。
学校での積み立てがないと知った時点で、家で月に一万円を別に修学旅行費用として積み立てをし始めました。
忘れそうだし、学校で積立をしてくれると大変ありがたいのですが、、、。
あまりの費用の高さに愕然!
修学旅行なんて数万円くらいでしょ、と思っていたら、九州への三泊四日で請求が17万円近く!
あまりの高さに愕然としました。
同じような考えの家庭が多かったのか、数日後に学校からの費用の詳細な説明がありました。
コロナ禍で余計な費用がかかっているのと、飛行機代が上がっていること等がこれらの理由でした。
その後に学校側が費用を圧迫してくれて、旅行代は14万円くらいで落ち着きました。それでもまだ高いとは思いますが、学校側の努力が見えてまあ納得してお支払いしました。
しかしこの他に子供にもたせるお土産代なども必要ですから、自分で積み立てをしていてほんとによかったと安堵しました。
学びの要素あり
語学関係の施設で、留学生との交流
費用がかさんだのは、語学系の施設で留学生との半日交流があったせいもあります。
日本に来ている留学生と英語で交流してプレゼンテーションをしたりする学びありの修学旅行です。
先生方はしっかり勉強要素も考えてくれていましたが、これは子供たちには不評だったそうです。
修学旅行に行って、何故勉強する必要がある?!という心境でしょう。
気持ちはわかりますが、半日ならいいじゃん、、と言いたいところです。
平和教育
九州と言えばはずせない場所が長崎県です。
原爆の資料館は必ずついてきます。
別の都立高校に通っている友達も九州への修学旅行で、資料館に行ったと話していました。
私は子供の頃、広島県の近くで過ごしたので、春の遠足は必ず広島の原爆資料館でした。
うちの子は原爆資料館には初めて行ったので、とてもよかったと思います。被爆2世の方のお話も聞けたそうです。
宿泊場所は二人部屋のシティホテル
大部屋の枕投げはあり得ない
コロナのせいで、大部屋での宿泊はNGです。
普通のホテルのツインルーム泊まりでした。
旅行代金がかさんだのは、この宿泊形態のせいもあります。
写真を見ると、なんて素敵なシティホテル!私が泊まりたくなりました。
ホテルとしてはお客さんは減っているだろうし、修学旅行生で部屋が埋まるのですから願ってもないことでしょう。
生徒たちはホテルの大浴場に入ってもいいし、部屋のお風呂を使ってもどちらでもよかったそうで、自分の部屋の風呂に入れるのは嬉しいですね。
大浴場にみんなで入るのが恥ずかしい生徒もいるでしょうから。
食事は宴会場で席についての食事
食事の内容を見ると地元のお野菜や地元の名物料理が並んだ美味しそうなお食事、これは地理の勉強も兼ねていますね。どこの県でどのような野菜やお肉があるか、特産品は何か等も把握するためでしょう。
自分の修学旅行の時はどうだったか思い起こしてみると、確かにその地域の名物料理も出ていたような気がします。畳で正座で食べてた気がします。
スーツケースは学校からホテルに直送、帰りはホテルから自宅に配送
これは便利だと思いましたが、あらかじめ旅行の荷物は宿泊のホテルに送り、帰りもホテルから自宅に配送されます。
駅や空港で重い荷物を持って歩く必要はないし、周りの人達の邪魔にもなりません。修学旅行で全体の人数が多いうえにそれぞれが大きなスーツケースを引きずって移動していたら、一般のお客さんの迷惑になりますからね。
その分の配送料は私達親が払っているわけですが、いい考えなのではないでしょうか。デメリットは自分達で持ち歩く必要がないから、着替えやいろいろな荷物を詰め込んでしまって、荷物が大きくなりがちなことでしょうか。
番外編
九州への修学旅行では飛行機だったので、自分達で切符の手配はしていないのですが、その前年に京都への小さな旅行があった際には、生徒たちで切符を駅で手配することもやっていました。
新幹線の切符を自分達で手配して、クラスで集まるのは旅行先である京都駅での現地集合です。
これもとても勉強になると思いました。いい思い出にもなると思います。
自分達でお金を集めて、あらかじめ班長が駅で新幹線の切符を購入します。
クラスによって、この時間帯に京都駅に集合と決められていて、班ごとに新幹線の切符の手配と東京駅での集合時間と集合時間を決めて、新幹線に乗り込みます。
もちろん東京駅には先生がいて集合のチェックはして下さるので、新幹線に乗りこぼれることはありません。
高校生にもなるといろいろなことが出来るようになって、楽しい思い出も出来る今どきの修学旅行のお話でした。
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